伝統文化と風呂敷ラッピング(綺粋庵の意匠)

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呉服の展示会で、異彩を放つ方がおられました。
京都、綺粋庵の山田先生です。
髪、メイク、着流し、いずれも大変目立っておられる男性作家でした。
先生がデザインされた着物や帯も、粋で華があってシンプルで。
これらの両立は難しく、私も普段から色々と工夫しているところです。
少し「毒」があるようなオリジナリティーにも感嘆するばかり。
縁起が悪いとされる彼岸花であるマンジュシャゲ等も「敢えて」使ったとの事です。
春を待つ 吉原の 紅雀
絵に添えられた字も美しい。
お気持ちの優しい先生でした。
花魁は、ツバメにはなれないので、紅い雀と呼んでいるそうです。
才能に溢れた方とお話できて自分の集中力が高まるのを感じました。
丸筆1本で、サラサラと描いてしまわれました。
花魁の顔は、私のようです。
なんらかのメッセージでしょうか。
これを頂けたのも一種の才能と信じて頑張りたいと思います。
HP掲載は許可を頂いてあります。
先生、またお会いできますように。

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