舞台の大道具(6/’20)
この拙い絵は、カラーコピーです。ムサ美で舞台・イベントを専攻した時の課題の
1つで、今も大学に参作として保存されています。
参作というのは、のちの学生の為の参考作品に選ばれたものを言います。図面とセットでした。緻密な作品が選ばれる中、これが混ざったのは光栄です。
ストーリーは、平凡な会社員が毎日せわしく会社に向かう朝、ビルの谷間で先が見えない急な坂に気付きます。彼女は思います。
いつか、あのてっぺんに登ってみよう。そこが、地球のてっぺんの景色かもしれない。話もオリジナルです。坂に見えないのは、図面通りの勾配を再現した結果です。
ここまで描いて考え事をしていた私は教授に、”どした?”と聞かれました。”腹減った
けど、も少し描き込むか悩んでた” ”飯に行け、無駄な線を入れた途端、絵は死ぬ”
この名言は、ムサ美で製作される本に取り上げられる予定です。
今でも先生には、おたより差し上げています。達筆で謎解きのようなお返事から、生涯の師と感謝しつつ、学ばせて頂いています。
English version is next time ! Maybe??? Aha !