武蔵野美術大学一角(9/20)
校内の何処かでイベントをするという課題でした。呼ばれたエンターテインメントの先生は、アミューズメントに強い先生で、企画の趣旨ありきな私を生意気だと感じたようでした。私の企画は、キルトの生地を纏うファッションショー。螺旋階段には2つドアがあり、その開閉や足音も音楽的に捉え、流れるようなタイミングでドアが開いては閉じ、カラフルなキルトが似合うモデル達が、階段を使う事で
360度方向でキルトのドレープをなびかせるものでした。焦げそうなコンクリートの屋上で、自分には手に余る螺旋階段をスケッチしていると、教授が面白そうに現れました。嘆く私に、知ってたけど、言ったらお前さん止めてたろ?と笑い立ち去りました。先生も勿論いらっしゃいました。絵、描けたのか!?描けない学生はいなかろうと思いましたが、最終的にキレイで楽しいと絶賛して下さいました。もっとも、時間制限で最後まで色付け出来ずに終わりましたので、全く偉くはありません。
作品で示す、結果で示す、今も課題です。